【レザークラフト】イタリアンレザーを手縫いして革財布を作る

【レザークラフト】イタリアンレザーを手縫いして革財布を作る

イタリアンレザー バルダルノ社のトスカーナを仕入れたので、
さっそくウチの看板商品ミニマムサブウォレット”デリンジャー”を作ってみた。

【トスカーナとは】

正直そこまで詳しくはなかったりするのだがイタリアのタンナーバルダルノ社の革である。
ブログを書くならちゃんと見ないとなとWEBサイト見てみたが、
1996年にベジタブルタンニング専業のタンナーとして創業された会社なのだそう。
意外と新しかった。勝手に100年くらい歴史がある会社なのかと・・・

イタリアは革の聖地だけあって、
日々新しい革、新しいタンナーが生まれているようである。
行きたい。イタリア行きたい。

その中の1種が今回仕入れたトスカーナ ダブルショルダーである。
細かくもしっかりとしたシボが入った張りのある革で、
固さも固すぎず柔らかすぎずで非常に扱いやすい。


そして経年変化が非常に強い革でもある。つまりめっちゃ水が染みやすい。
うっかりエタノールをこぼしてしまった日にゃ、二度と消えないシミができる(こぼした)。

コバ磨きが楽しい!

トコフィニッシュで2~3分軽く磨いただけだが、いかがだろうこの違い。
磨けば磨くほど輝くので、やりがいのある革である。



【制作工程ダイジェスト】

制作工程はダイジェストで(笑)
詳しい縫い方等は
【レザークラフト】【動画】【画像大量】手縫いで綺麗に作る名刺入れ【実践編】
【レザークラフト】【動画】手縫いで革を綺麗に縫う方法を教えます。
をご覧いただきたい。











【完成】

さて、駆け足で作成工程をご覧いただいたが、漉きとか難しいことは極力行っていない。
なぜか。それはワークショップを行うこと、
つまり初心者でも作れることを優先して考えたからだ。

この財布を設計する時に意識したこと
・初心者でも作れる
・あくまでサブウォレット。コインケースと交通系ICカードがメイン
・でもやっぱりお札入れがないといざって時不便

以前はコインケースとロングウォレットの2個使いだったが、
今は8割方この財布で事足りてしまっている。

大きい買い物の時やクレジットカードを使う時、
ミニマムサブウォレットにお札もSuica残高もなかったときくらいしか
ロングウォレットを取り出さなくなってしまった。

大量のポイントカードとかは入れられないので、やっぱりサブであることは変わりないのだが、
「ちょっとそこまで」という時、とても便利である。

コレだけ持って
ココじゃない、ドコかへ行こうぜ

春の温かさも相まって、そんなキャッチフレーズが思い浮かんでしまう
ナイスな財布である。ぜひ作ってみてほしいし、使ってみてほしい。