コインケースで学ぶレザークラフトにおける手縫いの基礎1

コインケースで学ぶレザークラフトにおける手縫いの基礎1

コインケースは良い。
誰もが使うからプレゼントにも自分用にも使えるし、革を2枚貼り合わせただけのカードケースよりもほどよく立体的で革小物って感じがするし。
かといって難易度がめちゃくちゃ高いわけでもなく、縫う距離も少なくできるから初心者が作るのに最適だ。

たぶん私はコインケースに始まり、コインケースに終わる革人生を送るんじゃないだろうか。
(死ぬまでにでレザーハットとか、革ジャンとか一度は作ってみたいが)

と、いうわけでこのブログ用にコインケースを作ることにした。

私なりの作り方をここに順番に書いていこう。
端々で使う工具とその使い方を紹介していく。参考になれば幸いだ。


まずはデザインを考える。

私はまず白紙の方眼紙を置いて、瞑想する。
前を見ているようで見ていない。脳の中に黒い空間を作って、白い線で立体を描いていく。そんなイメージだ。
ある程度形が見えてきたら展開図を思い描いていく。
実際に描いてみるのもいいと思う。

展開図まで想像出来たら現実世界に落とし込んでいく。

頭の中のデザインを書き起こしていくが、往々にしてズレが生じるものだ。書きながら修正していく。

今回はここまで。

次回は今回に書き起こしたデザインを革に書き写していこう。