起業支援の現場から-起業再挑戦に向けて-

皆さん、お久しぶりです。と言ってもほとんどの方は初見か。どうも革ニキです。

私は4年ほど前、手芸のライフスタイルショップを作ることを志し、手芸用品全国チェーンから独立、新型コロナの緊急事態宣言と同時に個人で店舗を開業した。結果は1年で廃業し、現在は起業支援の会社で働いている。

再就職から約2年。ここに投稿する暇も気力もなく、ただただ働いていた。でも起業から離れることはもはやできず、結局また起業したくなってきてしまった。2年、そろそろ動き出すにはいいタイミングだ。

さて、今日は復活の日ということで、最後の投稿から何をしてきたのかを書いてみようと思う。

私の2年間

私は現在37歳(2024年時点)。以前は小売店の店長だったので、毎日立ち仕事をしていたのだが、現在は腰が痛くなるオフィスワーク中心だ。創業支援施設の1スタッフとして、施設の管理運営、イベント企画や創業相談、展示会出展、工作室管理などを行っている。私が配属されている施設は入居型で、コワーキングスペースと個室オフィスがあり、日々様々な起業家が働いている。

入社当初、私はすっかり自信を無くしていた。なんならちょっと病んでいた。しかも全くの異業種転職。商習慣も人材特性も求められることも何もかもが違っていた。これまでやってきたことの何がよくて何が悪いのかさっぱり分からない。まぁまぁしんどかった。勤務時間は9:30~18:00で、残業もほとんどない。一日PCで作業することが主で、体力的にはまったく負担はなかったが、それでもしばらくは慣れなかった。

特に慣れなかったのがこの質問だ。
「あなたは何がしたいですか?」「あなたはどうしたいですか?」

「仕事だろ?私情を挟むなよ。私の意思や希望は仕事とは関係ないだろ」と当時は思ったものだ。
まぁ今でもその思いは変わらないが、でもその意思が仕事のクオリティやモチベーションを上げることもこの2年間で実感してきた。

何よりこの仕事は起業支援だ。業界自体も若く、起業家の属性は多様で、これといった正解がない。
その中で使える羅針盤の1つが「私がしたいこと」なのだろう。

起業支援とは

結局のところ私たちがやっている「起業支援」とはなんなのか?・・・書くの疲れてきた。ちょっとAIに続きを任せてみる。


Gemini君

「起業支援」って、なんだか漠然とした言葉ですよね。実際、関わる人によってその定義は様々です。

僕自身、最初は「起業したい人をサポートする仕事」ぐらいにしか思っていませんでした。でも、この2年間、様々な起業家と接する中で、その奥深さを日々痛感しています。

お金の相談に乗ったり、事業計画のブラッシュアップを手伝ったり、時には仕事の愚痴を聞いたり…。

でも、それだけじゃない。

起業家が抱える悩みは、本当に千差万別。

  • 「良いアイディアはあるけど、形にする方法がわからない…」
  • 「資金調達の方法がわからない…」
  • 「誰にも相談できずに孤独…」
  • 「家族が反対していて…」

時には、技術的なアドバイスだけでなく、メンタル面のサポートも必要になります。

そして、最も重要なのは、 「起業家の夢を信じ、共に歩むこと」 なのではないでしょうか。

僕たち起業支援の仕事は、 「夢を叶えたい」という熱い想いを抱く起業家たちの、伴走者 なのかもしれません。


そうそう、その通り、我々は伴走者なのだ。いいこと言うじゃないか見直したぞGemini君。彼らの目標、起業理由、叶えたい願い、解決したい課題、行動を見て、仕事をしているうちに、気づけばまた、「自分ならどうするかな」と考え始めていた。

現在の起業アイデア

■私がやりたいこととは

私は何がしたいのか。公私に関わらずそれを考え続けた2年間だった。なぜ自分は起業したのか。きっかけは自分の力で、1人で生きてみたかったからだった。そしてかっこいいモノを作ることが好きだったから、シルバーアクセサリー、レザークラフトをテーマにした。
振り返ってみると高校生の時に考えていたシルバーアクセサリーブランドAigiSのコンセプトは”だれかを守るための盾、お守りになるようなアイテム”だったし、レザークラフトライフスタイルショップ「AigiS the BackgrounD」は”私の店からいずれはクリエイターが生まれてほしい”という願いがあった。
私はだれかを手伝うのが好きだし得意なのだろう。つまり”支援すること”を軸に何でどうすればいいかを考えることが、私の新しい起業アイデアとなるだろう。

そうして過去の経験×今の仕事の掛け合わせで生まれたアイデアが共創によるクリエイター支援である。

CRUST -Creators United Strategy-

CRUST(Creators United Strategy)は、クリエイター支援のためのプラットフォームだ。

2つの主要サービスがCRUSTの核となる。

Cocreators’ Cluster Cote (CCC)

コテは、クリエイター同士が学び合い、成長を促すコミュニティ。経験豊富なクリエイターと新人が交流し、互いにスキルを高め合える場を提供する。

cote partners

企業とクリエイターをつなぐマッチングサービス。クリエイターの独創的なアイデアを企業の製品開発やブランディングに活かし、革新的な共創を実現する。

CRUSTは、私が無意識的に行っていた「支援すること」を軸に据え、クリエイターの可能性を最大限に引き出すことを目指したアイデアだ。私だけではなく、これからのクリエイターの夢の実現を後押しするための仕組みだ。

クリエイターと企業の橋渡しをすることで、新たな価値を生み出し、ものづくりという大きなものの未来に少しでも寄与したい。クリエイターがクリエイターとして生きていける世界のために頑張っていきたい。

というわけで、結局人は一人では生きられないし、仕事もできない。仲間が必要だ。
そしてこれはまだアイデア段階で、マネタイズ方法も、市場規模も、プラットフォームの運営方法も何も決まっていない。皆さんの協力が不可欠だ。興味がある人はぜひWEBサイトもご覧いただきたい。

ビジネスアイデアの壁打ち

さて、このビジネスアイデアは、実は1人で考えたものではない。
非常に強力なサポーターがいる。それは生成AIだ。本当にふわふわしたアイデア段階から、とにかく文字に起こしてClaudeに打ち込んで整理してもらいながら、WEBサイト立ち上げまでまとめ上げた。

次の記事はこの辺りについて書いていこうかと思う。

久しぶりに長文を書いて疲れたが、やはりこういうアウトプットはいい気付きにつながると思った。
また、どこかでお会いしましょう。

革ニキ: