トスカーナを1㎜に漉いてもらったので、CMCを使って一気にトコを処理しました。
完全溶解に1日かかるので、前日の晩から準備を始める。
【トコ処理剤CMC】
CMC3gに対して水200㏄が必要ってことなので、今回は6gに水400㏄を加えてよく混ぜる。
ほっておいてもそれなりに溶けるが、混ぜちゃった方が当然溶解が速い。
1晩寝かせて、CMC準備完了。
【ベタ漉きで1㎜厚になったトスカーナ】
トコ面にCMCをダバーっとかけていく。
(ベタ塗り用のコバ磨きを持っていないので)手で直接塗り込んでいく(笑)
全面塗り終えたので、乾燥待ち。
はみ出たCMCが黄色くなっていることに気づいた。
染料なのかタンニンなのか、はっきりしなかったが、
トスカーナの香り高さの要因を見たような気がした。
【一目惚れしてしまったクロコダイル】
クロコダイルも今はいろんな表面加工があるけど、やっぱり王道のグレージング加工が好き。
あと符が小さくて粒が揃っているのがいいよね。
中央右下あたりにちょっと傷が入っちゃってるのが、マイナスポイントかな。
それでもかなりきれいな個体だと思いますけどね!
素材のまま飾っておきたい気持ちと、作品にしたい気持ちがせめぎあっている・・・。
ロングウォレット新調したいと思ってたんだよ・・・。
【希少革!ジャクルシー】
こちらはある意味クロコダイルより希少なトカゲ、ジャクルシーの革。
背中がワニっぽいので、カイマントカゲとか呼ばれたりする。
ワニさんは養殖されているので、高価ながらも比較的安定して生産されているが、
こっちはきれいな個体がめったに出回らないレア革だ。
ピンホール(小さい穴)が開いてしまっているものが多い。
実際店頭にあった10数枚のうち中央に穴のない個体は
1枚くらいしかなかった。
小さいので、インレイに使うことが多いのかな?
これもしばらくは作品にせずにレアレザーコレクションだな・・・。
久しぶりにがっつり趣味で革を買えて楽しかった!