もう怖くない!生成AIはアイデア出しの最強の味方になる【ある革職人の証言】

皆さんこんにちは、革ニキです。

最近何かと話題の生成AI。「人間の仕事が奪われる!」なんて声も聞こえてくるが、私はむしろ逆だと思う。特に「手作り」の世界において、生成AIは最強の味方になりえると、使えば使うほど実感している。

生成AIで「効率UP」&「アイデア」が無限に!?

私は新しいデザインを考える時、ひたすら考え続けて、いつかフッと降りてくることを待つことが多い。それはビジネスアイデアも同じで、フッと降りてくるタイミングを待つしかなかった。

それが今では、生成AIとの二人三脚で、この部分の時間がグッと圧縮されている。これは人のタイプによると思うのだが、本当に0から作ることが好きで、上手なタイプはあえて生成AIを使わないという選択をしてもいいが、例えば5つの選択肢から一番いいモノを1つ選ぶというやり方が得意なら、生成AIが活躍する可能性は高い。

まず、試作品を5つ作ることの大変さ!それぞれにコンセプト案を出し、そのコンセプトに沿ったデザイン、機能の実装、そしてそのうち4つはボツになるという徒労感・・・製品を5つ作るよりもよほどしんどいかと思う。

このコンセプト案を生成AIは10個でも100個でも出してくれる。その中から正解だと思う3個を選んで作ることができれば、試作の苦労の質が変わると、私は考える。

私の活用例

新しいビジネスを始めたい時、まず誰もがぶつかる壁、そう、「アイデア」だ。私も、新サービス「CRUST」を立ち上げる時、まさにその壁にぶち当たっていた。

「手で稼ぐヒトの共創ネットワーク」という、ぼんやりとしたイメージはあったものの、そこから具体的なサービス内容や、響きの良いネーミング、顧客に刺さるキャッチコピー…などなど、考えることは山積み。

「何から手をつければいいんだ…?」

そんな時に使ってみたのが、生成AIだった。ChatGPTやClaudeといったAIと、まるで「壁打ち」をするように、対話を重ねていく中で、驚くほどアイデアがクリアになっていった。

例えば、サービス名の「CRUST」も、AIとの対話から生まれたもの。

最初は「cote」という単語を軸に考えていたのだが、AIから「Cocreators’ Cluster Cote」という提案を受け「これだ!」と直感しました。

「Cocreators’(共創者たち)」という言葉が、まさにCRUSTの目指す世界観を表現していると感じた。

さらに、ロゴのデザインやキャッチコピー、ランディングページの構成等、あらゆる場面で、AIは頼もしいパートナーとして活躍してくれた。

生成AIは「先生」であり、「共同制作者」

もちろん、AIが出した答えを鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考え、取捨選択していくことが重要だ。AIはあくまでも「ツール」。しかしそのツールをうまく使いこなすことで、人間の創造力はさらに大きく広がっていくと、私は確信している。

生成AIは、時に「先生」のように新たな知識や視点を与えてくれ、時に「共同制作者」のように、一緒にアイデアを形にしてくれる。

「手作り」の価値は、むしろ上昇する

「AIに仕事奪われるんじゃないの…?」そう不安に思う人もいるかもしれない。しかし私はむしろ逆だと考えている。

生成AIによって、これまで人間が担っていた単純作業や、時間のかかる作業は確実に減る。そうすることで、より多くの時間やエネルギーを、本当に大切なこと、人間にしかできないことに注ぐことができるようになる。

「手作り」の価値は、むしろ上昇するのではないだろうか。

生成AIを使いこなす「コツ」

最後に、生成AIを使いこなす「コツ」を生成AI(Gemini君)に聞いてみた。


  1. 具体的な指示を出すこと
    • 抽象的な指示では、AIも迷ってしまうので、できるだけ具体的にイメージを伝えるようにしましょう。
  2. 複数のAIを試してみること
    • ChatGPT、Bing AI、Google Bard…など、様々な生成AIがあるので、自分に合ったものを見つけましょう。
  3. AIが出した答えを鵜呑みにしないこと
    • AIはあくまでも「ツール」。最終的な判断は、自分の頭で考えて行いましょう。

生成AIは、まだまだ進化の途中にあります。

これから先、さらに「手作り」の世界を大きく変えていく可能性を秘めていると言えるでしょう。


・・・だそうだ。

私は今の創業支援の会社に転職して、人との対話が生み出す価値を目の当たりにしてきた。それは手作りを仕事にする人も変わらないと思う。生成AIとはすなわち”対話の高速化”だ。無料版でも十分に戦力になる。ぜひ試してみてほしい。

革ニキ: