完全に自分の趣味を全開にして作ってしまった。
最高だ。
フラグメントトラッカーウォレットフルカスタム
家にあったエレキギターと革ジャンをお店に持ってきて飾ってみて
「あ~~そうだ。俺、こういうの好きだったんだ」
と再確認したときに降りてきたイメージで作り上げたウォレットである。
カスタムベースはこちらのフラグメントトラッカーウォレット
現金決済からキャッシュレス決済へと移行中の現代
カードがメインだけど、現金を全く持たないのも心もとない・・・。
という現代人が生んだミディアムサイズのウォレットである。
手のひらにしっくりとくる適度な大きさと重さ。
革の塊感を味わうことができる一品である。
【フリーワークショップ】フラグメントトラッカーウォレット【¥22,880】
※ネット予約は500円先払いいただき、
当日差額をお支払いいただくようになります。
ワークショップもやっているので、ぜひ自分の手で理想の財布を作ってみてほしい。
ココを見てくれ!フルカスタム!
メインにはイタリアンレザーのイビザを使った。
非常に面白い革なので、ぜひリンク先の記事も読んでいただきたい。
この革の特徴は通常の2倍のオイルが浸み込ませてあることに
よって起きる尋常ではないプルアップだ。
※プルアップ=曲げるとオイルが周囲へ逃げてそこの色が変わる
初めて触ったときはその変わりやすさにビビり倒したが、
ちょっとした変化なら時間経過で元に戻る
(オイルが多すぎて偏りを維持できないのだろう)
ので、色も元に戻ることがわかったので、あまり気にせず作業できるようになった。
フラップ部分を曲げているが、プルアップによるグラデーションが
最高に上品で美しいものとなっている。
この作品はこの角度が一番美しいと私は思う。
内張りやカードスロットには定番のジャパンオイルレザーのネイビーとレッドを使用した。
ダークブラウンとネイビーの組み合わせがこんな上品な雰囲気になるとは思わなかった。
最初はダークブラウンなら同系色のブラウンが無難かと思っていたのだが、
中途半端に合わせるとかえってダサいのでは?
と思い、ブラックに近いネイビーに変更した。
大正解だったと思う。
糸の色もネイビーを採用している。
背面カードスロット5枚のうち、1枚だけレッドにした。
さらにそのレッドからつながるようにフラップに赤い蛇革のラインを引いた。
赤い蛇革を使った作品は何個か作ったことがある。
数年越しに久しぶりに使ったが、今まで一番きれいに使えたと思う。
ロングウォレットとミニマムサブウォレットとの比較写真
ちょうどいいミディアムサイズ
大学生の時に貯金して買ったダブルライダースジャケット
社会人2年目のボーナスをはたいて買ったレスポール(弾けない)
誰をターゲットにして商品を作るかとか、
その客層の厚さとか、
客単価とか、商品単価とか、効率とか、SEOとか
そんなこととりあえず一切忘れて
自分の欲しいものを作った。
これはそういうモノだ。
最高だ。