これまでの軌跡
【CAMPFIRE】クラウドファンディングやってみた【準備編】
【CAMP FIRE】審査ちゃんとしてるぞクラウドファンディング【差戻し編】
【CAMP FIRE】審査通ったぞクラウドファンディング【公開直前編】
【終了しました】【CAMP FIRE】クラウドファンディング始めました【公開編】
さぁ2ヶ月にわたる私の初クラウドファンディングが終了した。
結果をまとめてみたいと思う。
結果
目標30000円に対して、1人の方にご支援いただき3000円(達成率10%)を集めることができた。
これが2か月間のPV数(閲覧数)である。
5月22日からスタートして6月10日くらいまでは毎日1回、ツイッターで支援を呼びかけた。
6月11日~20日くらいまでは投稿頻度が減り、2~3日に1回程度に投稿が減った。
投稿した日としていない日ではPV数に明らかな差があり、
投稿には意味が多少あることが期待された。
21日~7月31日まではほとんどツイッターでの投稿は行わなかった。
しかし、グラフを見ると分かるようにPV数はそこまで減少していない。
PV数に影響を与えるほどの効果はないというコトなのかもしれない。
フォロワーが少ないなら少ないなりに
#拡散希望 であるとか、#クラウドファンディング であるとか
フォロー外の人の目にも留まる工夫が必要であると思う。
あるいはツイッターではなく、ハッシュタグでフォローができる
インスタグラムのほうが効果が高かったのかもしれない。
なんとなく利用者の意識も高そうな気がする(あくまで気がするだけである)。
あと、募集期間は2ヶ月程度がよく、長ければ長いほどよいというわけではない
と書かれていたが、理由の1つがこの飽きであると思った。
人間よほどのことでないと2ヶ月以上も1つのことに集中することはできない。
ある程度の人の目に触れることができ、
かつ自分の集中力を維持できる期間が2ヶ月ということなのだと思う。
なぜ支援が目標金額まで集まらなかったのか
3万円という金額は決して高額ではない。
内容によっては100万円目標で数千万円が集まるサイトだ。
それでも集まらなかったのには理由があるはずだ。
正解ではないかもしれないが、4点推測を書いていく。
➀支援することによるフィードバックが期待・想像できなかった。
これが一番ではないかな?と私は思っている。
すでに多く存在しているあまたのレザークラフト動画に革命を起こせるほどの
動画が生み出される!という期待感を抱かせることができなかったのではないだろうか。
やはりメルマガなどで紹介されるクラウドファンディングはパッと見で
「お、面白そう!」と思わせるものが多い。
➁私個人へのメリットしかないように見えた(社会貢献的な内容ではなかった)。
➀と被る部分ではあるが、支援者へのメリット(おしゃれで面白く参考になる動画ができる)
というよりは、私が撮ってみたい動画が撮れる!という個人的なメリットが
全面に出てしまっていたように思う。
個人の夢を追うことを否定はしないが、応援したくなるような
大きく、熱い夢である必要はあるのではないだろうか。
➂内容がありきたり、面白みがなかった。
動画が撮りたいから編集ソフトとマイクが欲しい。
しかも一般人が普通に買える範囲の機材が欲しい。
「いや、買えよ」と言われても仕方がない。
もしこれが1台100万円のカメラでしか撮れない映像が撮りたい!
だったら、あるいは3万円くらいは集まっていたかもしれない。
➃リターンが魅力的ではなかった。
レザー製品をリターンに設定しているクラウドファンディングはいくつか拝見したが、
すでに製品として発売しており、
高い知名度や機能性など、欲しくなる理由があるものが大半だった。
私の作品のクオリティが低いとは決して思わないが、
あえて要るか?と問われれば、まぁ大半の方にとっては不要なモノである。
ならばいっそ見返り物品なし(感謝の気持ちだけ)を1000円で設定していたら、
ひょっとしたら知り合いの1人くらいは1000円支援をしてくれていたのかもしれない。
これらを踏まえた次回のクラウドファンディング
さて、上記の実験を経て、
次のクラウドファンディングを行っていく。
起業資金の支援依頼である。
サブスクリプション(定額)方式のレザークラフト体験型店舗の創設が目標である。
近日公開予定なので、ぜひその際はご支援をお願いしたい。
➀支援することによるフィードバックを期待・想像させる。
今回は店舗開業が目標であるため、来店されるお客様へ
ワークショップ体験という直接的なメリット提示ができる。
また、レザークラフト分野でサブスクリプション方式を採用している
会社は他で見られない。
(単に見つけきれていないだけかもしれないが・・・)
挑戦的で未来感のあるクラウドファンディングではないかと自負している。
➁私個人へのメリットだけではない。
もちろん「私が起業したいから!」というのは、大きな動機ではあるが、
・レザークラフトというものの敷居を下げる。
・木槌等の音を出してもいい作業環境の提供
・講習会を受ける際の面倒(予約などの手間・時間指定・長時間拘束etc)を解消
・共通の趣味を持った仲間を見つけられる。
という問題の解決ができるお店を作ることができる。
決して私の私による私のためのお店を作るのではない、
ということはアピールしておきたい。
➂内容はありきたりでなく、面白く。
私が提案するのはこれまでに存在する多くのレザークラフトのお店とは
少し異なるお店である。
最近流行のサブスクリプションや、シェアというニュアンスを入れてみた。
きっと今後、こういう形式のお店が増えていくことと思う。
その一歩先を行きたい。そう考えている。
➃魅力的なリターンの設定
正直ここが一番難しい・・・。
私の作品は超絶技巧で作られているわけでも、超高性能というわけでもない。
しいて言うならば、
である。
だれでも作れるモノの完成品を欲しがる人はいるだろうか。
いたとして、その方は私のお店に来てレザークラフトを楽しんでくれるだろうか。
なればこそ、ここは見返りナシの支援をお願いするほかないのかもしれない。
見返りは完成したお店で行われるサブスクリプション方式のワークショップという体験だ。
というわけで、私の初めてのクラウドファンディングの結果報告と
次回クラウドファンディングの予告をして、この記事は終了とさせていただく。
2020年4月を楽しみにお待ちいただきたい。
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